ウェディングドレスのメンテナンスと保存方法

ウェディングドレスのメンテナンスと保存方法

最近ウェディングドレスはレンタルだけではなく、セルの専門店でドレス購入したり、当サロンのようなオーダードレスショップで注文したり、徐々にドレスの購入が増えてきてます。

本日はウェディングドレスを購入した方の為にドレスのメンテナンスと保存方法をご紹介します。

 

1. ウェディングドレスの保管方法

購入したウェディングドレスを式当日に最高な状態で着る為には保管方法に少し気を使わなければいけません。

更には式が終わった後、黄ばまないように長期保存するにもコツが必要となります。

 

–   式の前 –

式の前にドレスをシワから守るには吊るして保管するほか方法はありません。ウェディングドレスのキャリーバックを購入して折りたたまないでキャリーバックに入れて吊るしておく事をお勧めいたします。キャリーバックがない場合はハンガーに吊るして保存してください。

「以下お写真の右側がキャリーバックに入れている状況です」

注意する事はドレスを直接日光に当てないようにする事です。長時間日光に当てると生地によっては少し変形したり黄ばんだりする場合があります。

海外ウェディングやリゾートウェディングの場合、いくら部屋で綺麗に保管しても移動時にキャリーバックを折りたたんで持ち運ぶ為、どうしてもシワがつく場合があります、シワの取り方はメンテナンスのパートでお話しします。

 

–   式の後 –

式の後はドレスをネットオークションやフリマで販売する方もいれば、保存してお子様ができたらお包みにしたり、娘に譲ったりと、とちらにしても長期保存する事となります。

第一に必ずクリーニングをしてください!クリーニングをしないとドレスについた見えない皮脂等が酸化して黄ばみの原因になります。白のウェディングドレスは特に注意が必要です。

クリーニングも生地によって方法が違いますが、専門のクリーニング店にお任せすれば安心だと思います。

クリーニング後は式の前と同様にキャリーバッグに入れて、折りたたんで小さく保存するのもよし、スペースに余裕があればカバーをつけて吊るすのも良いかと思います。とにかく汚れないようにして、直射日光にも当てない事で長く保存できると思いますよ。湿気がある場合はたまには風通しの良い場所に吊るして湿気をとってください。

 

2.  ウェディングドレスのメンテナンス

式当日の前にドレスのメンテナンスは必須ですよね!

式場でドレスをレンタルした場合はレンタルショップでメンテナンスをして貰えますが、ご自分で購入したドレスは通常式場ではメンテナンスをしてくれません。その為花嫁さんご自分でシワを伸ばす必要があります。

シワ伸ばしはスチーマーが必ず必要となります。

業務用のスチーマーが一番良いのですが、業務用は場所を取るので一般的なハンディースチーマーで小まめにスチームする事をお勧めします。スチームする時に注意する事がいくつかあります。

 

a.   ドレスの生地の確認

ドレスの生地によってハンディースチーマーの温度調節が必要になります。スチームを当てるだけですが、スチームが出る場所は金属なのでその部分が物凄く高温になった場合、高温に弱い化繊生地は痛んだり、縮んだりと変形する場合があります。

一般的に化繊は熱に弱く、自然素材の生地は熱に強いとされてますが、それも編み方によって一概には言えません。

オススメは以下のアタッチメントです。

※スチーマーの金属部分が生地を傷める場合があります

※アタッチメントを付ける金属が隠れます

※隙間からスチームが出ます、金属の熱で生地を傷める事も無いです

 

b.  スチームをかける

上記のお写真のアタッチメントがあってもなくても、温度に気をつけて丁寧にシワ部分にスチームをかけて行きます。

・サテンは厚手な生地が多い為、多めにスチームをかけても大丈夫だと思います

・オーガンジーは物によっては織り方が特殊で伸び縮みしますので気をつけてください

・チュールはさっとスチームをかければ大体綺麗に伸びますが熱にすごく弱いので気をつけてください

・シフォンはデリケートですが、スチームをかけると直ぐに伸びます

・シルクは最高級素材なので本当に注意してスチームを当ててください

注:上記はあくまでも一般論ですので、細心の注意をはらいご自分の責任でスチームをしてください!

尚、海外ウェディングでスチームできない方、ホテルにお風呂場がある場合、暑いお湯を張ってその上にドレスを吊るす荒技もあります。

多少ですがシワが消えます、でも下のお湯に落ちないよう注意してくださいね。

以上多少なりとも参考になれば幸いです。